祝!!ついに公式戦に出られることになりました。
富士チャンピオンレース第5戦、ナンバー付のデミオレースです。
今年初めより参戦について話し合いを始め、ボクの話を受け入れてくれた上に、
同じレースに出る方々への説明など、非常に前向きにご協力いただいた富士スピードウェイの皆様と
デミオモータースポーツアソシエーションの方々に感謝です。
Newマシンは”デミオCVT”
デミオレースはCVT設定があり、マニュアルとの混走のレースとなります。
ベース車両の準備がギリギリとなり、レース前日の土曜日が実質のシェイクダウンとなってしまいました。
メカニックは全日本ジムカーナ○○連覇という、チャレンジャー関東の岩井テルキさん。
GT300のメカニックで活躍中の鈴木さんも心配で駆けつけてくれました。
土曜日は曇り空。
走行は、AM30分、PM30分。PMの走行中に雨が降ってきました。
バリアフリーのメンバーも、泊まりで応援に駆けつけてくれて、いつもの車椅子集団の出来上がりです。
走行後、
救急オフィシャルからの要請で救出練習の題材になって救出されました。
障害者が普通にレースに出る為にも、こういうことは非常に大事です。
前日のうちに受付を済ませ、いつもお世話になっている車検場へもご挨拶(笑)
今晩は御殿場で宿泊です。
日曜日は晴れ
まずは車検開始。
7:50~ 装備品チェック。
ヘルメット、スーツ、グローブ、シューズ、アンダーウェアが規定通りかのチェックです。
事前に提出していた車両申告書を受け取ります。
車両を車検に通す。
車検場に入るなり、技術オフィシャルの皆さんに「はい失格(笑)」と言われ、
「まだ何もしてないじゃないですか~(泣)」と大笑い。
無事に合格しました。
8:20 メディカルチェック
メディカルセンターへ行き、ドクターのチェックを受けます。問題なし
9:20 ブリーフィング
2Fのブリーフィングルームにて出席。
デミオレースは台数が少ないので、ロードスターカップとの混走になります。
9:35 公式予選(20分)
順位は5位/6台中。練習不足とセッティング不足でタイムが出ません(泣)
14:00 車両をコントロールタワー前に並べて、出走前点検を受けます。
14:45 決勝(8周)
スタート後、1コーナーで4位になったが、奇を狙ったセッティングをしたために、
4周目から突然タイヤがタレてコカコーラコーナーでハーフスピン。
押さえ切れなかったボクのミスです~(悔)
その後、6周、7周、最終LAPと3回のPC補正が入って4000rpm以上上がらなくなり、
そのたびに走行中にエンジンを切って補正をリセットする羽目に。
結果はブッチギリのビリでした(泣)
15:30 車両保管が解除になり、終了。
デビューレースは散々でしたが、
来年に向けて何をすれば良いのかが見えたレースでしたので収穫アリでした。
デミオCVTは、現時点ではエンジン回転数制御のPC補正トラブルが発生しますが、
それが解決されれば、時にはマニュアル車両を上回るポテンシャルを秘めており、
来年に期待です。
何より、自分がすごく楽しかった
やっぱり公式戦の緊張感は最高です。久しぶりでしたこういうの。
来年はフル参戦します。
また、今後も参加し続けることで、
障害者がレースに出ることが珍しいことではなくなるようになるでしょう。
ボクらはボクらの信じる道を、地道にまっすぐ行きましょう。