いよいよスーパー耐久のオフィシャルデビューです。
関東甲信越が早めの梅雨入りとなりましたが、
2日間の開催期間は晴れと曇りでなかなかの好コンディションです。
オフィシャル受付
いつもの通りに西ゲートにて受付後、AM6:30に車検場に集合です。
今回も受付で”お茶””おにぎり””今回のおまけ”をもらいました。
”今回のおまけ”は「タンブラー」。コレはいいですね。ちょっとうれしい
どうやら関係者全員に配っているらしく、バブルの頃にはだいぶ高級だったのだそうです。
駐車
ボクの車はBパレットに駐車するように、既に手配していただいていました。
おかげで坂道を登らなくて済みます。とても気を使っていただいて恐縮です。感謝ですね。
車検開始
ミーティングでルール上の確認事項や、何台かの車両の再確認事項の共有を行い、
AM7:00より車検が開始されます。
本日のラインナップは・・・・
・1000ccCUP (旧Vitz1000cc) 23台
・Netz Cup Vitz A組 B組 66台
・ロータスカップJAPAN (ロータスエリーゼ) 16台
・スーパー耐久 ST-1 ST-2 ST-3 ST-4 38台
今日のボクの仕事は重量です。
車両ごと、クラスごとに規定の最低重量があり、
車両を重量計に乗せて、搭載されているGASの重さを計算し、最低重量をチェックします。
決勝後再車検
1日目に行われる決勝は、1000ccCUPとVitzコンソレーション(予選落ち組レース)となります。
チェッカー後に全車車両保管となるため、保管場所に誘導します。
上位数台は再車検でタイヤの溝チェック等を行います。
他にはVitzの予選、エリーゼ予選、スーパー耐久のA・B・Cドライバーの予選。
イベントのランボルギーニのタイムアタックをもって1日目終了。
宿
宿へは最小限の車両で乗り合いで行きます。
本日の宿もサーキットから15分ぐらいの”Yの樹”。
元企業の保養施設とのことで、とてもきれいな宿です。
スタッフ用ですがエレベーターもあるので部屋や食事処に行くのは問題ありません。
大きな段差は2箇所。正面玄関とお風呂に20cmの段差があります。
一旦車椅子を降りて車椅子を持ち上げて乗りなおします。
近くに誰かがいる場合は持ち上げてもらいますが、自分で持ち上げる時もあります。
部屋は5人で1部屋で畳部屋です。
夜中にWCに行く事もあり、部屋の入り口付近に陣取らせていただきました。
食事は、他のオフィシャル含めて大勢でワイワイといった感じです。
我々技術が一番大騒ぎだったかも(笑)
風呂は洗い場が6名分ぐらい、湯船が10名ぐらい入れそうな広さで入りやすいです。
脱衣所への入り口の大きな段差さえクリアすれば問題なしですね。
翌日は6:30朝食で7:00出発です。
2日目
本日の決勝はVitz、エリーゼ、スーパー耐久です。
ボクの役目は、レース後の全車車両保管の誘導と管理、入賞車の再車検、再車検の結果報告です。
エリーゼの決勝で3台が大破するクラッシュがありました。
1名がケガをされたとの話です。たいしたことがなければ良いのですが。
壊れた車両を保管するために技術メンバーが全員集まり、スペース作りを開始。
今後の車両の安全性の参考にするために写真を撮ります。
レースは3周赤旗のまま終了となりました。
スーパー耐久も荒れた展開になりました。
Fタイヤの外れた状態でムリにピットに戻ろうとした車両が、火花を散らしながらピットインしようとしたところ、
Bローターがはずれてストレートを横切るという、ちょっと怖い場面も。
他にも大バトルの末にゴール数分前にトップに立ったものの、
ブレーキが抜けて正面からクラッシュしてしまったなど。
ケガがなかったようなので良かったです。
PM17:00すぎに4時間の耐久が終わり、入賞車両のGASを抜きます。
再車検項目に重量があるのでボクが測り、報告します。
すべて終了後にミーティングを行い、終了します。
初めてのスーパー耐久も無事に終わりました。
まだやったことのない車検の項目もあるので、今後も頑張ります。
あと、規則書を熟読しないと・・・覚えないと・・・
競技ごと、クラスごとに規則書があるので大変だー。
次回は6/28・29ワンメイクレース祭りです。