とうとう”フォーミュラーニッポン(Fポン)”です。
なんせ日本のトップカテゴリーの全日本選手権ですよ
オフィシャル1年目でここまでやらせていただけるなんてありがたいですね。
車椅子障害者では”日本初”なんだそうです。感動
今回のパンフレットです。
30日予選、31日決勝の2DAYでの参加になります。
やはり富士周辺もここ最近多発している”ゲリラ豪雨”が頻発しているようなので
どうなることやら・・・です。
受付
予選日の朝はいつも通り西ゲートで受付を済ませます。
お茶、おにぎり、そして・・・お・ま・け最近、ミョーに楽しみなんですよね。
今回は”Tシャツ”。
最初はデザインもシンプルでいいかなぁと思っていたのですが、
フランスの通訳オフィシャルの方若干一名が着ているのを見て「うーむ・・・・・・・」。
なんか青すぎちゃって、他の服と合わせにくいような、浮き上がった色のような・・・
なんで万人向けに白とか黒にしないんだろうねぇ。
今回もビミョーにズレた感じでした。やっぱりハズしませんねー(笑)
駐車場
今回もFSW側が配慮してくれてBパレットに停めさせていただきました。
本当はFポンの時は車両の駐車に非常に厳しく、チャンピオンレースと違って規制が厳しいのです。
お気遣いに感謝です。
ミーティング
技術委員長より、今回のFポンはF1の模擬であるということや、
通訳の方の紹介をしていただきました。
車検開始
AM7:30から車検開始です。
今回のラインナップは・・・
・CIVIC(FD2) 13台 規定重量1160kg
・FCJ(ピットまで出張車検) 26台 規定重量555kg(車両重量+ドライバー体重)
・F3 16台 (各ピットにて出張車検)
・フォーミュラーニッポン 20台 (各ピットにて出張車検)
今日のボクの役目は
・重量
・レース終了後の車両誘導
・車両保管
・入賞車両の再車検
です。
食事
いつものFSW弁当です。
でも、今回も技術名物トン汁をいただけるのでありがたいです。
コレが楽しみなんですよね。
土曜日
午前中の雨はやみましたがウエットからどんどん乾いていきます。ビミョーな路面ですね。
FCJ、CIVIC、F3、Fニッポンのフリー走行や予選(Fニッポンの予選はノックアウト方式)があり、
決勝も土日で2戦行われる FCJ第13戦 と F3第16戦 が行われます。
決勝後にGASを抜き、車両の重量を測ります。
そして別のオフィシャルが測ってきたドライバーの体重と足して、競技長に報告します。
宿
今回の宿は初めての”O屋”という宿。
オフィシャルの間でも人気の高い宿です。
エレベーターもありでも問題なしです。よかった。
食事
食事は1階の食事処でテーブルです。
すごい品数でした。おいしかったし。
人気宿は違いますね~。
お風呂
お風呂に行く道のりもたいした段差もなく問題なしでした。
10人ぐらいの湯船に沿ってL字型に6名ぐらいの洗い場があります。
が2台以上だとジャマになっちゃうかな。
就寝後は秘密兵器”耳栓”が大活躍。
4人部屋ですしねー。もう手放せません(笑)
翌朝は7時にロビー集合。乗り合いでコースに向かいます。
日曜日
午前中にFCJとF3の2戦目があり、車両重量と車両保管です。
昼前に2009年のマシン”FN09”がデモランを開始。
F1に近い甲高い音でなかなかいいです。
話によると、この車両はダウンフォースとブレーキがかなり効くらしく、ラップタイムもだいぶ縮むようです。
ステアリング周りのモニターでマシンの状態がわかり、かなりの部分の調
節もできるんですって。
・・・ってことはドライバーのセッティング技量が出るってことですかね。面白くなりそうです。
ちなみにオーバーテイクボタンがついていて、5回まで使えるようになるのだそうです。
頭の上に5つのランプがあって、残りがわかるようになるらしいですよ。
大波乱
Fニッポンの1戦目が終わってCIVICの決勝中にゲリラ豪雨の土砂降り状態に!!
スリックタイヤのCIVICはスピンしまくりの大変な騒ぎになりました。
幸いクラッシュはなく無事にフィニッシュしました。よかったです~。
でもドライバーはアセったでしょうね
さらに波乱
2戦目はリバースグリッドなので、1戦目の8位の車両がポールスタートになります・・・が。
雨がすごすぎて、Fニッポンの2戦目がスタートできません。
何度かグリッドに並んでは引っ込んでをくりかえして、やっとセーフティーカー(SC)先導で走り出しましたが
雨の勢いは衰えず、SC先導で6周してレース終了。
なんと前戦で8位の車両がSC先導のままゴールして優勝という形になってしまいました。かなり驚きです。
Fニッポン統一規則第40条4-2
「先頭車両が2周回を完了し、かつ走行距離がレース距離の75%未満でレースが中止された場合、
レースは成立し選手権得点の半分が与えられる」
が適用されたとのことです。
なので今回の場合、規定距離の75%が消化されていないので選手権ポイントは半分となるそうです。
後日、優勝となったチームのメカニックの方に聞いてみたら、
祝勝の雰囲気はまったくなかったそうです。そりゃそうですよね。
帰りも豪雨
レース終了後、ミーティングを行い帰宅・・・しようと思ったら、すんごい雨。
車に乗る数メートルでびしょ濡れに
みなさん気をつけて帰りましょうね。
お疲れ様でした~。